西暦2993年の広島空港を想う
JEX - Boeing737-800(JA333J)<br>ANA - Boeing787-8(JA802A)
JEX - Boeing737-800(JA333J)
ANA - Boeing787-8(JA802A)
2012-06-03 ターミナルデッキ@広島空港
Canon EOS 1D MarkIII EF70-200/F2.8L + x1.4
ものすごいブログタイトルを付けてしまいましたが。。。

いま、広島県立図書館で「広島空港からの空の旅」という資料展示が行われています。
先日、時間があったので行ってみました。

資料展示の内容はと言いますと、航空会社や就航先のポスターが貼ってあって、就航地のパンフレットが置いてあり、あとは航空関連の書籍が集めておいてあるくらいで「もっと見せ方を工夫すればいいのでは!?」と思わずにはいられない充実さでした。。

が、そんな中にこんな興味をひかれる品がありました!
・本郷発 世界へ ~臨空港都市ほんごう~ (ビデオテープ)
・臨空港都市ほんごう大音頭 教本
・臨空港都市ほんごう大音頭 (カセットテープ)

広島空港マニアとしては見ないわけにはいかないでしょう(笑

ガラスケース内に置いてあったので、カウンターで閲覧手続きをして視聴覚閲覧室へ。


まず「本郷発 世界へ ~臨空港都市ほんごう~」は、空港建設から開港までのドキュメンタリー映像。42分。
用倉地区を開拓して住んでいた32軒の住人の立ち退きの様子、深い山中に次第に空港が出来ていく様子、空港開港と山陽道開通とアジア大会によって活気づく地域の様子などが記録されています。

開港2週間前に開催されたエアポートフェスタに、マリンジャンボがやってきた映像もあって、なかなか見ごたえがありました。
広島空港の初便はソウルへのチャーター便(JAL7959便 B747)だったんですね。


そして「臨空港都市ほんごう大音頭」。
歌:原田悠里 作詞:三宅立美 作曲:山路進一 編曲:川端マモル 振付:花柳八寿英
…なかなか本格的です。
曲の方は、言葉では言い表しにくいけど、正統派の音頭でした。

そして教本に書いてあった、本郷町長のお言葉。
「広島空港開港を祝して、千年先までも残る文化的財産として臨空港都市ほんごう大音頭を作りあげました」
とありました。なんて壮大な。。。

開港から千年先といえば、西暦2993年。
100年後に今の場所に広島空港があるかも微妙だし、1000年後の飛行機が滑走路を必要とするかも疑問。
そんな先の時代に「臨空港都市ほんごう大音頭」が残っているとは激しく怪しい。

意気込みは大きいほうがいいと思うけど、この音頭を1000年先まで残すには、まずカセットテープをデジタル化した方がいいと思うなぁ。

あ。数件とはいえ、グーグルで検索すると歌詞とか本郷夏祭りで踊っている動画がアップされてました。

これは教本の表紙のコピー。
臨空港都市ほんごう大音頭 教本
中身は歌詞・楽譜・振付が著作物に当たるとのことでコピーNGでした。

広島県立図書館「広島空港からの空の旅」 (2012年5月18日~7月29日まで)
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/hp/page000001800/hpg000001742.htm

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