日本の旅客機 2010-2011 (イカロス出版)
今年も刊行された「日本の旅客機」。
国内のエアライン(定期路線を持つエアライン)が使用している機材を紹介している本です。

ご存じの通り、航空業界はフリート再編の流れがあり、燃費の悪い機種は次々と燃費の良い一回り小さな機種への移管が進められています。
飛行機の代名詞だったジャンボ機ことボーイング747型も日本航空、全日空共に2010年度中に全機退役の予定。

本書(2010-2011年版)にはまだジャンボ機のページはあるものの、この次か、さらにその次くらいには、中型・小型機がほとんどのページを埋め尽くすようになることが予想されます。

迫力のある大型機が姿を消すのは淋しいものの、そういった時代の流れを見ることができるのも、毎年刊行されるこの本のいいところかも知れません。

Copyright Fumio Fukuhara 2004-2019. All rights reserved.