ワタクシ、飛行機は好きだけど、空港という空間も大好きです。

旅への出発口であって、人がたくさん行き来して、おみやげ屋が賑やかで、その地域の絵や置物で特色を出している館内。
そして明るい笑顔で迎えてくれる航空会社のカウンター、ちょっぴり緊張感のある手荷物検査、いつもあわただしく見える搭乗口のスタッフ。
エプロンで作業をする地上スタッフ、到着機を取り囲むように配置された各種作業車、コックピット内に見えるパイロット。
空港の周りの景色、様々なアプローチ方法、空港ごとに特徴のある航空管制。

そんな魅力ある空港も、世界に目を向けるといろんな空港があるようで、そんな驚きの空港を紹介するのがこの本。
著者はこれまでに500カ所以上の空港を訪れたという、航空写真家のチャーリー古庄さん。

この本では、滑走路が砂浜だったり、滑走路エンドに岩山が鎮座していたり、滑走路が12度の下り坂になっているなど、日本では考えられないような空港が写真と共に数多く紹介されています。

海外ということでおいそれと行くことが出来ない空港もあるので、まずはこの本で遠い異国の空港に思いを馳せるというのはいかがでしょうか。