広島空港 開港20周年!
JAL - Boeing767-300(JA8234)
JAL - Boeing767-300(JA8234)
2003-07-26 中央森林公園 展望広場@広島空港
Canon EOS 10D EF70-200/F2.8L
広島空港が開港20周年を迎えました。

ということで、なるべく昔の写真を探してみたのが上の写真。
自分が広島空港を撮り始めた2003年の写真です。

上の写真は、JALのソウル(仁川)便を撮ったもの。
当時のJALの広島路線は、ソウル便とホノルル便(JALWays運航)の国際線のみの運航でした。※うろ覚え

デイリー運航ではないため、広島空港にJAL機が来るのは週に数回。そんな時代の写真です。
(もっとも2003年にはJAL/JAS統合により、JAS羽田便としてJAL機も多く飛来するようになりましたが)


広島空港は1993年10月29日に開港した訳ですが、当初は12月20日開港の予定でした。
開港準備が順調に進んだことにより、予定を前倒しして大安の日である10月29日を選んだそうです。

あ。空港の開港日って木曜日が多いけど、1993年10月29日は金曜日ですね。。

ちなみに開港前10月17日のエアポートフェスタにはマリンジャンボが飛来しました。
これが広島空港に初めて飛来したジャンボ機でしょう。

さて、開港前の需要予測はこんな感じだったのをご存知でしょうか?

需要予測 (平成7年)
千歳10.1
仙台10.4
東京104.6
名古屋22.4
鳥取21.7
出雲19.2
高松14.9
徳島20.8
宮崎27.1
鹿児島30.9
沖縄17.8
合計 300.0
(単位:万人)

ものすごい路線の数です(笑)

千歳10.1万人に対して、鳥取が21.7万人という2倍以上の需要を予測!
鳥取・出雲・高松・徳島の近隣都市だけで76.6万人を運ぶという大胆な予測!(路線開設すらされなかった…)
逆に東京104.6万人は少なすぎ。(2011年度実績 177万人)

…やっぱり『需要 300万人』が先にあって、その値にするために多くの路線を逆算したんでしょうね ^^;

しかし、路線予測は大ハズレしつつも、合計は近い値(2012年度実績 265万人)を出しているのは、そこそこ正確な予測だったのかも。

開港20周年ということで、イベントも多く、ゆるキャラまで登場した広島空港。
今後も目が離せません! ^-^

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