ANAの機内誌「翼の王国」に載っている、ミニチュアのような風景写真を見たことがあるでしょうか？
あの写真はフォトグラファー本城直季さんが撮ったもので、自分もあの写真を初めて見たときは精巧に作られたジオラマだとばかり思ってましたが、実写です。

ミニチュア風写真を撮るには、ティルト機構を持ったレンズや大判カメラを使って、光軸を傾けることにより撮ることができます。

上の写真は、RICOH CX5 というコンパクトデジカメでMD-90を広島空港展望デッキから撮ったものです。
このカメラを使えば撮影モードで[ミニチュアライズ]を選ぶだけで簡単にミニチュア風の写真が撮れます。

当然コンパクトデジカメでは光軸を傾けるなんていう高度な芸当をしているハズは無く。
これは写った像を、内部でミニチュア風に画像処理してるだけなんですね。

「なんだ、CG じゃん」と言われればそれまでですが、ティルト機構を持ったレンズは非常に高価なので、遊びで撮る分にはコンパクトデジカメで十分かなと思います。

でも、ティルト機構のレンズで写したこともあります。
その写真はこちら。