3月20日、離陸直後のANA680便(B777-200型/JA8968)がバードストライクに遭い、広島空港に引き返したそうです。

あ。上の写真は同じ機体(JA8968)だけど、その時の写真じゃないです。
(ほんのり懐かしい、旧塗装です。)

ANA680便は、離陸滑走時にバードストライクに遭い、そのまま離陸。
中国新聞によると後続機(アイベックスと思われる)から連絡があり、「エンジンの出力や計器類に異常はなかったが、点検のために戻った」とあります。
うーん、問題なく飛行しているのなら羽田に行ったほうが良かったんじゃないのかなー。
広島に降りても修理が必要な場合、部品がないだろうし。

さて。
バードストライクというのは鳥が胴体やエンジンに衝突することです。
機体に大きな損傷を受けたり、エンジンにダメージを与えたり、時にはエンジンが停止します。
衝突した鳥さんはお亡くなりになります。

バードストライクはちょくちょく発生しているようで、ウィキペディアによると「日本国内において2006年には1233件の報告があった。例えば東京国際空港では118件、神戸空港では94件などである。」とあります。
神戸空港。。便数が少ないのに94件(全体の7.6%)って。。。

対策としては空砲・煙火・ディストレスコール(鳥の叫び声)などで追い払う、訓練された犬で追い払うなどを行うそうです。
映画「ハッピーフライト」ではバードパトロールの方(ベンガルさんでしたね)が、動物愛護団体の妨害に対して「これは空砲！」と言って反論するシーンがありましたね。

関西国際空港では、島内の樹木はすべて実のならない種類(だったかなぁ。うろ覚え)にしていると聞きました。
確かに「追い払う」よりも「寄り付かないようにする」という対策は良いかもしれないですね。


あ。すごい。撮ってた人がいたみたい。
バードストライク 2012-3-20 広島空港撮影 (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=PZMr8AbAFQk