ANA、宇宙旅行へ進出!?
GXY - A300-600R(F)(JA01GX)
GXY - A300-600R(F)(JA01GX)
2007-11-18 展望デッキ@新千歳空港
Canon EOS 10D EF70-200/F2.8L
2016年末、ANAが宇宙旅行をめざすベンチャー企業に出資するというニュースがありました。

ANAが宇宙に進出か!?と驚きましたが、もっと驚いたのが出資額。
ANAが約2,000万円、H.I.S.が3,000万円の計5,000万円。

5,000万円と言えば個人にはすごい金額です。
でも、企業なら数人の従業員を1年間雇用できるかどうかという程度。

正直な感想としては「本気なのか?話題作りなのか?」というところでした。


そこで、ちょいと調べてみました。

出資先の企業はPDエアロスペース(名古屋市)。

ここが『パルスデトネーションエンジン』というエンジン技術を持っています。
これは打ち上げ時に使うロケットエンジンと、帰還時に大気圏内で使うジェットエンジンが一つになったエンジンです。

宇宙・航空型のハイブリッドエンジンですね。

これにより従来のエンジンよりも大幅にコスト削減が可能とのこと。
帰還ということは、宇宙往還機(シャトル型)なんですね。


このPDエアロスペース社。
どんな宇宙開発企業かと思ったら、、、なんと従業員4人の町工場でした。

社長が動き回って資金をやりくりしながら、従業員とボランティアの人達で
ロケット開発を行っているようです。


おお。なんか、俄然応援したくなってきた! ← 単純


2023年12月の運航開始予定。7年後。

実際には予定より遅れるでしょうけども、宇宙を体験できる時代も間近なんですね。

テレビでも取り上げられたようです。

『まさに“下町ロケット” 7年後に宇宙旅行を実現? (2016/12/30)』


※上の写真(Galaxy Airlines)と、本文は直接関係ありません。

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